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つじの

2011年05月02日

総ケヤキ造り

富山県の高岡はかつて加賀藩前田家の領地
2代藩主、前田利長が8年間隠居生活を過ごした場所です


関野と呼ばれた地域に建てられた高岡城
堀と石垣は往時を忍ばせます


その当時作られた城下町は
高岡駅を挟んで南側には、この立派なお寺があります
総ケヤキ造り

山門を中心にシンメトリーのレイアウト
計算された美しさです


前田利長の菩提寺として建立された瑞龍寺です
「瑞龍院殿聖山英賢大居士」の法名がお寺の名前に
総ケヤキ造り

この仏殿は禅宗様建築の純粋な形式を表現したもので
仏像は釈迦・文殊・普賢の所謂三尊が安置されています
総ケヤキ造り

伽藍をとり囲み、左右対象をなす回廊は
雪国だけに開放型ではなく、白壁と障子・板戸と土間が静寂を演出

総ケヤキ造り
よーく見ると、回廊の左右の高さは違うのです
これも計算された技ですね


障子を開け、回廊を歩くと
仏殿、法堂の全景が常に見えますから
総ケヤキ造り

法堂は構造は方丈の形式に書院造りを加味したもの
真ん中は「瑞龍院殿聖山英賢大居士」の位牌があります


10年の歳月を掛けて造られた
国宝の瑞龍寺は総ケヤキ造り


総門から見る光景は、映画のセットみたいに感じますが
建物好きには必見の瑞龍寺です






Posted by つじの at 08:59│Comments(0)
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