可能性は無限大

この冬は雪がよく降りました
かつての北国街道、国道365号線は細くて、くねくね


雪が降ると、椿坂から中河内へ行くには一苦労
そこで２年前からトンネル工事が始まりました

岩盤に穴をあけ、発破をかけて掘削していく
頼もしい機械、４つのアームが人間の腕の様に動きます


トンネル掘削の最前線!!!
この岩を毎日5mづつ掘り進みます


穴掘り名人たちです
24時間操業、休みは盆・正月とゴールデンウィークのみ、厳しく過酷な仕事です


その前の工程、掘った土や岩盤が崩落しないように
長い鉄製のアンカーを打ち、表面にコンクリートを吹き付ける
NATM工法で全体を固めます


その後、地中からの水がトンネルのコンクリートに影響しないよう
防水シートを密着張りしています
奥に見えるのが、トンネルの仕上げ型枠です


仕上げコンクリートを打った後は
シートをあてて養生します


「コンクリートから人へ」変な政治家が言っていましたが


このトンネルができると、冬季に孤立する中河内の人達に
安心を提供できるのです


想定外の数々のアクシデントが発生する
自然を相手のトンネル工事


トンネル一筋の友野所長は「貫通する時の喜びがあるから」と
この仕事に自信と誇りを持っておられます


『建設業』、私達の仕事は地域の皆さんに
安心・安全・快適・環境保全を提供する仕事です